Surron Cup 2024 Event Report

Surron Cup2024






Surron Cup 2024 レポート

Surron Cup 2024 レポート

サーロンワンメイクレース「サーロンカップ2024」は第4回目にして初となる2日間の開催を予定していたところ、台風接近の予報を受け前夜祭となるサーロンユーザーの交流を目的とした「サーロンナイト」はやむをえず中止となりましたが、当日は予報を覆し好天に恵まれフリー走行およびメインとなるレースコンテンツはベストコンディションで迎えることができ、盛況のうちに終えることができました。

Surron Cup 2024 概要

開催日:2024年9月28日(土)〜29日(日)

会場:モトクロスヴィレッジ

コンテンツ:

  • 28日(土)
    • フリー走行 13:00~16:00
    • テクニクス、サスペンションアップグレードLight Bee試乗会
    • *サーロンナイトは台風接近の予報を受け、中止となりました。
  • 29日(日)サーロンカップ2024
    • 1. シャッフルリレー
    • 2. サーロンマスタートーナメント
    • 3. タイムトライアル
    • 4. 1H耐久レース
    • 5. ミニコンテンツ
      • ウィリーキングコンテスト
      • スタンディングスティル
      • リバースカップ

Surron Cup 2024 メインコンテンツレポート

今年も年に一度の日本で1番サーロンが集まる日となる、「Surron Cup」が無事開催され、9月29日(日)の早朝、都心からほど近いモトクロスコース、「モトクロス・ヴィレッジ」へ50人を超えるサーロニストが集まりました。また、本年は香港でサーロンを販売するサーロン香港の参戦など、初となる海外勢の姿もあり、大盛り上がりとなりました。

大会の様子

サーロンのコンセプトとなる「ファンライド」の精神を受け継いだ「ファンライドレース」であるサーロンカップでは、順位よりも楽しさを優先するレース、コンテンツが行われました。

サーロンカップの様子

サーロンカップ2024の最大の特徴はガソリンバイクのような排気音、エンジンノイズがなく、モーター音が響く中、MCには運営Wac a Mole代表MCシモ氏が務めることでトークが響き渡り、何より走行するライダーの耳にもその内容が届きます。MCシモ氏によるトークでライダーを掻き立て、それにライダーが呼応するなど、レースを走るという点だけでなく、ある一種のステージの出演者のような楽しみ方ができることがサーロンカップ最大の特徴でもあります。

さらに、走行する参加者はもちろん観客の方には走行する家族や知人の楽しむ様子がリアルタイムで声でも伝わり、これまでのレースイベントとは全く違った、来場者全員が楽しめる参加型イベントともなり得ることができました。

シャッフルリレー

メインレース開催前には、ウォーミングアップとして本レースかぎりのチームを組んで走るチームレース、「シャッフルリレー」が開催されました。ウォーミングアップ代わりとして運営が用意した本レースですが、急造とは思えない拮抗したチームバランスとなり、白熱したレースとなりました。

シャッフルリレーの様子

ライトビースプリントレース

ウォーミングアップを終えて身体の硬さも取れ、サーロンカップ恒例のライトビースプリントレーストーナメントが開催されました。レースが進むにつれて、ライセンスライダーなど実力者が勝ち残る中で、モトクロスヴィレッジをサーロン用に運営が程よくアレンジすることでエンジンバイクに比べて実力差が出過ぎず、一種の運要素も加えられたレース展開となり、ライセンスを持たない選手でも上位に食い込むことができる結果となりました。

タイムトライアル

ライトビースプリントレースを終え、ウルトラビー/ストームビーのタイムトライアル選手権へと移り、こちらのレースではスプリントレースと打って変わり、ベストラップを叩き出すレースという特性上、他の選手との駆け引きや運要素などが少なく、自分自身との勝負となります。

モトクロス国際ライセンスを所有する長嶋選手(ナグモータース代表)がミスのない安定した走りを見せてトップタイムを叩き出し、優勝を獲得しました。

タイムトライアルの様子

なお、サーロンカップでは国際ライセンスライダーは賞典外となり、優勝景品は次点の選手へと渡されました。

ミニゲームコンテンツ

昼休憩には、スタンディングスティルやリバースレースなどミニゲームコンテンツが開催され、観ても参加しても楽しいコンテンツが繰り広げられました。難易度の上がるウィリーキングコンテストでは、毎年優勝を飾る原田選手(jon it.代表)が大記録を叩き出し、今年も防衛王者に輝きました。

1時間耐久レース

サーロンカップ、最後のレースコンテンツとなる「1時間耐久レース」ではお一人での参加(アイアンマン)はもちろん、チームを組んでの参加ができるレースとなっており、自由席プランも導入されました。

1時間耐久レースの様子

表彰式

レースコンテンツ終了後にはサーロンカップラストコンテンツの表彰式が行われ、豪華景品が各レース入賞者に贈られました。最後には来場者全員参加が可能なじゃんけん大会が開催され、ウィンタースポーツメーカーからの協賛品が贈られるなど、非常に豪華な景品が揃っていました。

表彰式の様子

こうして、来場者の皆様が笑顔になり楽しめるイベントとなったサーロンカップ2024は、コハクジャパン代表岩田社長の挨拶と、来年のサーロンカップ開催宣言で幕を下ろしました。


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